ReLEx® smile(リレックススマイル)の実際の流れ
全体の大まかな流れ
- 1. 診察・簡易適応検査
- リレックススマイルの適応となるかどうかを検討するための検査です。
(所要時間:約1時間) - 2. 適応検査・手術前オリエンテーション
- 簡易適応検査で手術適応となった方は、手術に向けてより詳しい検査を行います。
また、手術前後の注意事項や手術当日の流れなどについて説明します。
(所要時間:約2〜3時間) - 3. 手術当日
- 手術前に視力検査などの最終確認を行い、リレックススマイルによる視力矯正手術を受けて頂きます。
(所要時間:約2〜3時間) - 4. 手術後定期検査
- 手術翌日、1週間後、1か月後、3か月後、6か月後、12か月後に術後の検査を受けて頂きます。
ただし、患者様の目の状態などによって医師の判断により変わることがあります。
(所要時間:各約1〜2時間)
1. 簡易適応検査、診察など
リレックススマイルの適応となるかどうかを検討するための検査です。
ご予約いただいたうえでの診察・簡易適応検査となりますので、予めお電話にて予約をお取りください。
電話番号:048-641-6000
(リレックススマイル簡易適応検査の予約とお伝えください)
下記の「リレックススマイル受けて頂くことが出来ない方」に該当しない場合でも検査により適応とならない(手術を受けて頂けない)場合があります。
リレックススマイルの適応となるかどうかを検討するために、屈折値検査、角膜厚測定等の検査を行い、医師の診察を受けて頂います。
リレックススマイルを受けて頂く場合、この診察・簡易適応検査からその後の定期検診の費用まで、手術費用に含まれます。
また、この診察・簡易適応検査によって適用でないことが判明し、手術を受けられなかった場合には、診察・簡易適応検査の費用は発生しません。
リレックススマイル受けて頂くことが出来ない方
ReLEx® smile (リレックススマイル)をご希望される場合、下記に当てはまる方は手術を受けて頂くことが出来ません。
- 20歳未満の方
- 眼疾患をお持ちの方※
- -11D以上の近視の方
- -6D以上の乱視の方
- 角膜が極端に薄い方
- 妊娠中・授乳中の方
- レーシックなどの視力矯正手術を受けたことのある方
- 精神疾患のある方
※リレックススマイルを受けて頂くことが出来ない眼疾患など
白内障、重症アトピー、重度ドライアイ、内・外眼部炎症、円錐角膜、糖尿病網膜症、免疫不全疾患
なお、リレックススマイルにご興味があるけれども、上記に当てはまらないかどうかわからないなどの場合は、ご来院のうえご相談ください。
2. 精密適応検査・手術前オリエンテーションなど
前眼部OCTによる解析画像例
簡易適応検査で手術適応となった方は、手術に向けて視力や角膜の状態などについて、より詳しい検査を受けて頂いたうえで、医師の診察を受けて頂きます。
また、手術前後の注意事項や手術当日の流れなどについて詳しく説明します。
裸眼と矯正のそれぞれの視力検査、眼圧検査、精密眼底検査、前眼部OCTによる角膜などの目の状態の精密検査、などを行います。
散瞳と言って、薬によって瞳孔を開いた状態で行う検査があります。
散瞳の状態は数時間続き、その間は眼鏡をかけても物が良く見えない状態となりますので、ご自分でお車を運転してのご来院はお控えください。
3. 手術当日
手術前に視力検査などの最終確認を行い、リレックススマイルによる視力矯正手術を受けて頂きます。
また、手術前に改めて手術後の注意事項などを詳しく説明します。
予めお渡ししておく抗菌薬(点眼薬)を手術前日と当日に点眼していただきます。
また、前日まで通常通りにお過ごしいただけますが、過度の飲酒は避け、睡眠を十分にとってください。
手術当日は楽な服装でお越しください。
ただし、セーターなどの毛羽立つ服や、ハイヒールなどは避けてください。
手術後は30分程度リカバリールームにて眼を閉じて安静にしていただいたあと、お会計をしていただきお帰り頂きます。
手術前の一定期間はコンタクトレンズのご使用ができません。
コンタクトレンズの装用は角膜の形状に影響を及ぼすため、手術前の一定期間コンタクトレンズの装用が禁止となります。この期間は眼鏡をご使用ください。
装用禁止期間は以下の通りです。
- ソフトコンタクトレンズ:手術当日の1週間前から
- ハードコンタクトレンズ:手術当日の3週間前から
- オルソケラトロジーレンズ:手術当日の3か月以上前から
当日手術後のお車の運転はできません。ご自分でお車を運転してのご来院はお控えください。
4. 手術後定期検査
角膜上皮細胞の様子
手術翌日、1週間後、1か月後、3か月後、6か月後、12か月後に術後の検査を受けて頂きます。
ただし、患者様の目の状態などによって医師の判断により変わることがあります。
視力検査や屈折値検査、角膜内皮測定検査などを行い、医師の診察を受けて頂き術後の眼の状態を確認していきます。
また、手術当日に抗菌薬などをお渡ししますので、1週間ほど点眼していただきます。