スペキュラーマイクロスコープ
角膜内皮細胞を観察するスペキュラーマイクロスコープの解説
角膜内皮細胞を観察します
スペキュラーマイクロスコープは角膜の一番内側にある細胞(角膜内皮細胞)の数を測定したり、形を観察する機械です。
この細胞は一度傷むと再生しないため、角膜にとってとても大事な細胞です。その数が一定の数字以下になると、将来目の手術を受けられなくなったり、水疱性角膜症という恐ろしい病気になってしまう場合があります。
図1.正常者の角膜内皮細胞
図2.減少し形が不正となった角膜内皮細胞
図1は正常者のもの。図2は明らかに角膜内皮細胞の数が減少し形も不正で大きくなってしまっているのがわかります。
コンタクトレンズの長期使用者も角膜内皮細胞が減少してしまうこともあるので、コンタクトレンズを日常的に使用している方は、必ず定期的に検診を受けましょう。