宮原眼科大宮クリニックの名誉院長、島田宏之です。
私は、日本大学医学部卒業後、日本大学病院で眼科教授として網膜硝子体疾患、黄斑疾患の研究と治療を行ってきました。宮原眼科大宮クリニックでは、白内障と硝子体の日帰り手術を中心に行っています。宮原眼科医院と大宮クリニックでは、2005年から日帰り硝子体手術を始め、現在までに約3,000症例の実績があります。白内障手術と比べて、硝子体手術では手術時間が長く、術後の合併症が生じる事もあります。しかし日帰り硝子体手術を約20年間行ってわかったことは、日帰り手術は充分に安全であることです。率直な感想で言えば、入院していなかったために生じた大きな問題はほとんどないと言って良いと感じています。日帰り手術のメリットは、入院の準備が不要で、術当日に自宅で休息出来るため、手術のストレスが半減することです。一日安静にしていただければ翌々日からは仕事に復帰されている方が多く、その点でも非常に喜ばれています。